きのこラボでは、365日ファブリックきのこが栽培されています。
ここではその生産工程をご紹介いたします。

1.   米ぬか粉砕抽出液を作る

水に米ぬかを入れ、ブレンダーで撹拌・粉砕し、米ぬか粉砕抽出液(きのこの栄養剤となるもの)を作ります。

2.   栽培ビンにタオルを入れる

栽培ビンに、タオルをねじりながら穴を開けるように入れます。

point!
栽培ビンに穴を開けるのは、きのこ菌の成長を早くする効果があるためです。
3.   米ぬか粉砕抽出液を入れる

続いて栽培ビンの中に、の米ぬか粉砕抽出液を入れます。
その後、蓋をし密封します。

point!
タオルはおがくず代わり、米ぬか粉砕抽出液は栄養剤になります。
4.   高圧の熱で殺菌

オートクレープの中にを入れ、高圧の熱で15分間殺菌します。
その後、一晩かけて冷却させます。  

5.   きのこの種菌を接種

クリーンベンチ内で栽培ビンに接種(きのこの種菌の植え付け)をし、培養室に移動させます。

6.   きのこ菌を培養

培養室は、菌が繁殖しやすいように暗くし、22℃湿度70%に設定します。

菌糸が育つまで(たもぎたけ : 約14~21日間・ひらたけ : 約30~35日間)、温度・湿度・二酸化炭素濃度に気をつけて、きのこ菌の成長を待ちます。

7.   きのこの芽出し

きのこが芽出ししたら注水し、発生室に移動させます。

8.   きのこの発生

発生室を15℃湿度90%に設定し、昼間LED照射させてきのこ(子実体)を発生させます。

point!
発生期間は約7~10日間。
9.   きのこの誕生

きのこが誕生しました。

10.   タオルの取り出し

きのこを収穫した栽培ビンから、タオルを取り出します。

11.   タオルを洗濯し再利用

使用したタオルは洗濯し、再利用できます。

point!
タオルは洗剤を使わず洗濯します。