今回は、暑い夏を元気に乗り切りるためのたんぱく質やタウリンが豊富に含まれた、泉州のブランド食材「泉だこ」をふんだんに使った夏のたこ料理4品をご紹介しました。
じりじり照りつける夏の暑さの中、郷土料理研究家の藤村加代子先生と奥イト先生の指導のもと、22名の参加者の皆さまと元気に楽しく実習しました。
泉だことは?
大阪湾は魚庭(なにわ)の海と言われ、たくさんの種類の魚介類がとれます。なかでも、エサとなるエビやカニなどが豊富で、潮の流れが穏やかなことからやわらかく風味の良い「マダコ」が育ちます。
平成22年5月JF大阪漁連は、地域団体商標として「大阪府の泉州沖で獲れるマダコをボイルしたもの」という定義で「泉だこ」を登録しました。登録タコとしては初めての認定となります。
「泉だこ」は、比較的潮の流れが緩い大阪湾で育つため、一口食べれば口の中でやわらかく、コリコリとした食感とともにタコの風味の良い甘さが口の中でじわっと広がります。やわらかな食感と風味の良さと甘みの美味しさが特徴です。
泉だこの旬
「泉だこ」の旬は6~10月。
ボイルすると、ふっくらとした美味しさと、ピカピカに輝くほどテリがよく見栄えも抜群です。
泉だこの栄養素
「泉だこ」には、タンパク質・ビタミンB2・タウリンなどの栄養素が含まれています。
特に、ビタミンB2は美容効果が非常に優れており、エイジングケアをサポートしてくれます。
また、疲労回復に効果があるタウリンや血行を促進する亜鉛が豊富で、魚介類の中では抜群のタウリンを含んでいる食材となっており、低脂肪・低カロリーで、夏バテ防止にはもってこいの食材です。
藤村 加代子 先生
郷土料理研究家。大阪の食文化研究会の幹事も務める。
自身で料理教室を開くなど、食に関わる数々の取り組みを通じて、地域の素材を生かし健康にこだわった手作り料理の大切さを提唱されている家庭料理の第一人者です。
実習が終わるとお待ちかねの試食のお時間。
今回も、ただお課長が駆けつけてくれました!
泉だこ料理の出来映えにも、皆さま大満足のご様子。
自分で作った料理を自画自賛しながら、
笑顔いっぱい、会話も弾む楽しい試食となりました。
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- 今までのたこ料理のレパートリーといえば、簡単なたこのぶつ切りにショウガかワサビを合えるぐらいでしたが、変わったレシピを教えていただいたのでレパートリーが増えました。
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- ご飯をお鍋で炊く時の火加減が難しかったです。炊飯器に感謝しなければ・・・。
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- 初めて泉だこを食べました。柔らかいのに歯ごたえがあってとても美味しかったです。
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- たこのピリ辛ライスは、ピリッとした中にサッパリ感があって食がすすみました。
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- 泉だこの大きな足は、とても柔らかかったです。
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- エスカルゴバターや、小松菜をピザ風にしたりなど斬新なお料理でした。おつまみにもなりそうです。
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- レシピだけ見ると難しそうだったのですが、実習してみると意外と簡単でお家でもできそうです。
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- 先生お二人とも親切で優しいのでいつも楽しく実習させていただいています。泉だこのお料理は、ぜ~んぶ美味しかったです。
最後に全員で記念撮影。
皆さまお忙しい中お集まりくださりほんとうにありがとうございました!
地産地消料理教室は、地元で採れた旬の食材を使ったレシピの紹介やお料理をすることで地域の活性化に努めています。
今後とも継続して開催してまいりますので、皆さまの参加をお待ちしています。