地産地消料理教室

泉だことセロリのカルパッチョ
泉たことセロリのカルパッチョ

 材料  (2人分)

泉だこ(茹でたもの) 80g(足2~3本)  
 セロリ 1/2本  
 紫玉ねぎ 20g  
 ルッコラまたは貝割れ大根 少々  
 ブラックオリーブ 2~3個  
 レモンまたはライムの薄切り 2~3枚  
 ピンクペッパー 適量  
    A レモンまたはライム果汁 1個分  
    A オリーブオイル 100ml  
    A 塩 ひとつまみ  

下準備  たこは薄く、そぎ切りにする。(小さいたこは、かなり斜めに切ることで長く出来ます。)
 セロリと紫玉ねぎ、ブラックオリーブはそれぞれ粗みじん切りにする。
 ルッコラまたは貝割れ大根は粗く刻む。
 [A]を乳化するまでしっかりと混ぜ合わせる。

作り方

刻んだセロリ、紫玉ねぎ、ブラックオリーブ、ルッコラを[A]と混ぜる。

器にたこを盛り、[1]をのせてレモン、ライム、ピンクペッパーをトッピングする。

[A](果汁・オリーブオイル・塩)をしっかり混ぜる時は、白っぽく乳化させると、とろみも出て美味しくなります。
セロリは細かく切るので、筋をとらなくてもOK!
香味野菜を多めに入れると、より美味しく味わいも深くなります。分量や食材もお好みでアレンジしてみてくださいね。
今回は、泉州沖で獲れた「泉だこ」と、忠岡産の「ライム」を使用しています。
サフランリゾット
サフランリゾット

 材料  (2人分)

 生米 150g  
 サフラン 少々  
 玉ねぎ 1/4個  
 バター 40g  
 固形ブイヨン 2個  
 水 600ml  
 粉チーズ 大さじ2  
 塩 適量 
下準備

 玉ねぎを粗みじん切りにする。
 固形ブイヨンを刻んで水で溶き、サフランを浸す。
  (サフランは水に浸しておくことで色が出てきます。)

作り方

フライパンにバター半量を加え、玉ねぎを焦がさないよう中火で透明感が出るまで炒める。

米を加えて2分ほど中火で炒める。

水溶きブイヨンをひたひたに加えて混ぜ、中火で煮ながら残りの水溶きブイヨンを数回に分けて加える。

※注①  一度に水溶きブイヨンを加えず、必ず数回に分けて加えること!
※注②  混ぜすぎると粘りが出るので時々混ぜること!

少し水分が残り米に若干の固さがある状態で火を止め、塩で味を整え、蓋をして蒸らす。

残りのバターを加えて混ぜ、粉チーズをふる。

アルデンテ(少し芯がある程度の固さ)に仕上げるのがコツです。
お米の粘りが出ると、リゾットではなくおじやのようになるので、あまり掻き回さないこと。
バターをたっぷり入れることでコクが出て美味しくなります。
サフランは高級。味が少し変わりますが、ターメリックに代用できます。
今回は使用したお米は、忠岡町が本社の 三進金属工業株式会社の子会社
”サンシン夢ファーム株式会社”で作られた「三進米(福島県産米)」を使用しています。
ポルペッテ(イタリアの肉団子)
ポルペッテ(イタリアの肉団子)

 材料  (4人分)

 牛ミンチ肉 400g  
 パン粉 60g  
 水 大さじ1  
 卵 1個  
 粉チーズ 30g  
 ナツメグ 少々  
 オリーブオイル 大さじ1  
 バジル 適量  
 塩 適量  
    A トマトピューレ 500ml  
    A にんにくみじん切り 1かけ分  

作り方

[A]と、オリーブオイル以外の材料をボウルに加え、しっかりとこねる。

[1]を1個30gぐらいの大きさに丸める。

フライパンにオリーブオイルと[2]を加え、転がしながら全体に焼き色がつくまで焼く。

肉を焼く時は、形が崩れるのですぐに動かさず、表面が硬くなってから転がすこと。

[3][A]とバジルを加え、蓋をして、時々ソースをまわしかけながら15分ほど煮込み、塩で味を整える。

器に盛り、バジルを添える。

ふっくらとした肉団子にさせるためにパン粉の量は多めにしています。(パン粉が水を吸ってフワッとなり、パサつきにくくなります。)しっかりとこねましょう。
トマトピューレを使用することで、トマト缶よりも味が濃くできあがります。
(トマト缶を使用する場合は、煮詰める時間を長くしましょう。)
粉チーズ振りかけることによって塩味となり、ナツメグは肉の臭み消しの作用があります。
今回の肉団子はコンソメ不使用。素材の味でもしっかりとした味があります。
いちじくのキャラメリゼのせパンナコッタ
いちじくのキャラメリゼのせパンナコッタ

 材料  (2人分)

[パンナコッタ]   
   生クリーム 200ml  
   牛乳 300ml  
   砂糖 大さじ3  
   粉ゼラチン 8g  
   水 大さじ3  
[いちじくのキャラメリゼ]  
   いちじく 1個  
(冷蔵庫で冷やしたもの)
   砂糖 大さじ2  
   水 小さじ1  
下準備

 水に粉ゼラチンを加えてふやかす。(必ず水を先に入れること)

作り方

● パンナコッタ

鍋に、生クリーム→牛乳→砂糖の順番に加え、沸騰直前まで温める。

沸騰直前=鍋周りがふつふつとしてきたら。

火を止めてふやかしたゼラチンを加えて溶かす。

ボウルに濾し、氷水を張ったボウルに底をあててとろみがついたら器に流し入れて、冷蔵庫で冷やし固める。

● いちじくのキャラメリゼ

いちじくを半分に切る。

フライパンに砂糖と水を加えて加熱して苦めのカラメルを作り、いちじくの断面を押しつけてすぐに取り出す。

カラメルは、茶色になるまで加熱しましょう!

● 盛り付け

冷やし固めたパンナコッタにのせる。

ゼラチンを作る時は、必ず水の中にゼラチンを入れましょう。(ゼラチンに水をかけると、ダマやムラになるので注意!)
乳製品は、弱火でふつふつ程度に温めることが美味しくいただくポイントです。
氷水を張ったボウルが無い場合は、牛乳を入れることで冷やしましょう。
カラメル作りは、白→茶色になるまで時間がかかりますが、待ち続けて加熱しましょう。(茶色になってきたら焦げ始めるまで早いので注意!)
今回は、岸和田産の「いちじく」を使用しています。